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London Fashion Week Autumn/Winter 2015-16 official schedule released!London Collection:Men Autumn/Winter 2015-16
デザイナー/ブランド

クリストファー・ケインの初路面店、マウントストリートにオープン

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Christopher_Kane_Store
路面店外観 ©Gilbert McCarragher
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コレクションラインとアクセサリーが並ぶ1階 ©Gilbert McCarragher
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地下フロア ©Gilbert McCarragher

クリストファー・ケインの初めての路面店が、ロンドン、マウントストリートに19日、オープンした。ここ数年、高級ブランドのショップが相次いでオープンしているマウントストリートの中でも、ニコラス・カークウッド、ロクサンダなどロンドンブランドのショップが続く一画だ。ミニマリストとして知られる英国インテリアデザイナー、ジョン・ポーソンの協力のもと、ケイン自身のアイデアを取り入れた店内は、ベージュを基調としたナチュラルな色使いにメタルの什器がコントラストを作り出している。建築そのものとしての豪華さではなく、服やアクセサリーを置いたときに映える空間作りを目指し、照明も商品が美しく見えるよう工夫されている。売り場面積は257平方メートルで、1階にアクセサリーとコレクションライン、地下にクルーズラインとメンズウエアが並ぶ。

Christopher Kane
6-7 Mount Street
London W1K 3BH

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卒業コレクション

AW15-16ロンドン・ファッション・ウィーク:MA卒業ショー

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【LCFのマニッシュとフェティッシュ、CSMのテキスタイル】

2月19日にロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(LCF)のMAウィメンズウエア、20日にセントマーチン美術大学MAと、ロンドンを代表するふたつのファッションカレッジのMA(修士)卒業ショーが続けて開催された。1月にメンズのMAショーを済ませ、今回はウィメンズウエアのみのLCFは12名の学生が作品を発表した。モノトーンを中心としたスクエアシルエットのマニッシュなコレクションが多数を占めつつ、フェティッシュ風味・ロリコン風味が少々感じ取れるガーリー系、直球のフェティッシュと、バリエーションも見せた。

LCFMA2015_DianiDiaz
LCFMAダイアニ・ディアズさんの作品

 

LCFMA2015_MiaoHo
LCFMAミャオ・ホーさんの作品

 

LCFMA2015_YutongJiang
LCFMAユートン・ジャンさんの作品

 

LCFMA2015_KellyCho
LCFMAケリー・チュウさんの作品

一方セントマーチン美術大学MAは、メタリックやラメなど光る素材を多用したニットウエアやアブストラクトでカラフルな手描き風プリントなど、特徴のある強いテキスタイルを前面に押し出したコレクションが目立った。

Text: Masako Masaoka

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ファッション

AW15-16ロンドン・ファッション・ウィーク:ショー Day 5

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【ブロケードのほのかなジャパネスク、フェティッシュに近づく官能性】

マルケス・アルメイダは、スナップ止めでランダムに開けられるエスカルゴラインを描くジーンズや、微妙に斜めの線を描くジャケット、スクエアなヘムのスカートなどシグネチャーのデニムとともに、カラフルなブロケードやクラッシュしたメタリックレザー、クリスタルを使ったアイテムも見せた。インスピレーションはフリーダ・カーロとクリスチャン・ラクロワと言うが、ブルー、ピンク、ペールグリーンといった色合いと金糸の光沢、レイヤードやパッチワークが作り出す柄と柄のコンビネーションが、どこか日本の着物風でもある。着物に通じる雰囲気を持つブロケードのコンビネーションは、直前にショーを開催したマイケル・ヴァン・ダー・ハムでも見られた。

メンズに続き、海難事故をモチーフとしたクリストファー・レイバーンだが、レディスはよりカラフルになっている。メンズで登場した空気を入れて膨らませるジャケットやベストは救命ボートをイメージしたものだったが、レディスでは、救命ボートに実際に使われていたオレンジの素材をケープやジャケットにしている。反射テープも、救命ボートだったことの名残だ。プリントにも、海の泡をイメージしたフェミニンな柄が追加された。また、ニットブランドであり、オリジナルの編み物キットの制作・販売もしているウール&ザ・ギャングとのコラボレーションにより、オーバーサイズのスヌードやサメ型のミトンも登場した。

ピカソの描いたピエロをモチーフとし、ハーレクインチェックをサイズや素材を変えてさまざまに描いたエミリオ・デ・ラ・モレナ。先シーズンに続いて90年代グラマーな雰囲気が強く、ラメでぎらぎら光るコートやスカート、ラメとベルベットを組み合わせたセクシーなドレスも登場した。グラマーから一歩進んでフェティッシュに近い官能性を持ったコレクションとなったのはアシッシュ。スパンコールでぎらぎらのスリップやブラジャー、ボクサーショーツに真っ赤なエナメルのサイハイブーツ、ファーパッチワークのコートがコーディネートされる。「深く考えずに夜の街に繰り出そう」といった意味のフレーズがBGM代わりに流れ、インビテーションはブラックのクレジットカードを模したもの。少々お行儀の悪いリッチガールたちが、ぎらぎらのランジェリーフェティッシュで勝負に出た、という感じだろうか。

もう子供じゃない、でも、大人の女性になり切ってもいない、そんな微妙な年ごろの女性たちに向けたライアン・ローのコレクションは、育ちのいいお嬢さまが「不良なるもの」をやってみた、という雰囲気。膝丈のプリーツスカートは透けるレースで作られ、ヒップの上あたりに大きなリボンが乗っている。コートは肩をはだけて中に着たスリップドレスを見せびらかしている。コントラストを表現するため、バレエ『白鳥の湖』のオデットとオデールもモチーフとして取り入れられており、ニットの柄は白鳥そのまま。また、ふわっとした帽子は、バレエダンサーが白鳥を踊る際に頭に付ける羽飾りを思わせる。

ショーの全ルック写真はこちら

Text: Masako Masaoka

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デザイナーコレクション

AW15-16ロンドン・ファッション・ウィーク:イベント Day 5

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【アニヤ・ハインドマーチの高速道路】

今シーズンのモチーフは高速道路で見掛けるさまざまなもの。ロンドン郊外を環状に囲む高速道路、M25がイメージの中心にある。ちなみにM25は、英国人の間では渋滞で悪名高い道路だ。道路の各所で目にする交通標識や工事中の看板、サービスエリアによくあるファミリーレストランのロゴなどが、おなじみのバッグと、今シーズンから開始したコートやニット、スカートなど衣料品の上で踊る。そんなコレクションを見せる舞台はもちろん、高速道路の上。スクリーンには流れる車が映し出されている。フィナーレでは、工事現場の労働者スタイルで揃えた男声合唱団が歌いながら登場、モデルと入り交じっての終了となった。

【軽やかでユーモラスな帽子】

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スティーブン・ジョーンズ

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スティーブン・ジョーンズ

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ピアース・アトキンソン

piers atkinson aw15 02
ピアース・アトキンソン

センスのいい遊びと軽やかさならこの人。ベテラン帽子デザイナー、スティーブン・ジョーンズは今シーズンも、彼にしか作れない、ユーモラスで美しい帽子を見せた。ベースボールキャップは分解・再構築されてドレスハットになり、メタルが一筆描きのような線を描くと、メンズ風味のトリルビーのスケルトン版が出来上がる。
エリザベス朝をインスピレーションとしつつ、古臭くも堅苦しくもない帽子を並べたのはピアース・アトキンソン。この時代の貴族の館に飾られていそうな鹿の頭が乗った帽子の横には、かわいらしいバンビがちょこんと乗っかったカチューシャ型のヘッドピースが並ぶ。エリザベス朝のジュエリーを思わせる真っ赤なハートは、スパンコールでぎらぎらと輝いている。アトキンソンによると、このコレクションの隠れテーマは「シック」。モードのキーワードの意味を書き換える試みは、ここでも行われていた。

プレゼンテーションの全ルック写真はこちら

Text: Masako Masaoka
Photo: Tetsuji Fujiwara

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デザイナーコレクション

AW15-16ロンドン・ファッション・ウィーク:イベント Day 4

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【ハンターオリジナルのスコットランドへの旅】

インダストリアルで無機質な空間に大きなプールに3つの滝が流れ落ちるセットをしつらえたハンターオリジナルのコレクション。ハンターの生まれたスコットランド、中でもハイランドの自然の中へと都会から旅することをイメージして、あえてインダストリアルな会場を選んだという。スコットランドの自然の色と風景が、アウトドア風味のアイテムに生かされている。フィナーレには、モデル全員が白いビニールのポンチョをまとって登場した。

プレゼンテーションの全ルック写真はこちら

Text: Masako Masaoka

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デザイナーコレクション

AW15-16ロンドン・ファッション・ウィーク:ショー Day 4

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【ボヘミアンとアーティスティック、緻密な手仕事で作る服】

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バーバリープローサム

burberry womens aw15_01
バーバリープローサム

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バーバリープローサム

「パッチワーク、パターン&ペイント」をテーマにしたバーバリープローサムは、ダーラムキルトのボヘミアンなペイズリーやフラワーモチーフを用いて、トレンチコートを始めとするクラシックなアウターウエアを作った。インスピレーションはメンズと通じるが、メンズよりもブランドアイコン色の強いコレクションとなっている。シアリングのコート、フリンジたっぷりのスエードケープ、ミラー刺繍できらきら輝くドレスやプリントを乗せたレースのシアーなドレスなどが、深みのある色合いで登場した。毎回話題になるライブミュージックもメンズのショーと同じクレア・マグワイヤで、フィナーレはジョージ・ハリスンの『マイ・スイート・ロード』のカバー。メンズのフィナーレだった『朝日の当たる家』はショー後半に使われていた。

アーデムはピンク、グリーン、パープルのサテンにゴールドを乗せてゴージャスさを出した膝丈のドレスでスタートした。織りと刺繍で表現されたボタニカル柄は、咋シーズンの立体から、こんもりと盛り上がってはいるものの立体とまでは言えないレベルになっている。ボディには縦にスリットが入り、ピコフリルが切り口を飾る。ふくらはぎまでヘムを下ろしたストレートなスカートのデイウエアは、ツイードとレース、キャメルとサテンなど、テクスチャーの異なる素材をニードルパンチでつなぎ、緻密に仕上げた。ショーの最後には、会場に作られたレトロなインテリアのセットにモデルたちが集合した。

ショーの3日前に急死した母親に捧げるコレクションとなってしまったクリストファー・ケイン。コレクションはもちろん、それより前にできていたので、悲しみは反映されていない。「ナイトライフの色」とプレスレリースが語る深いブルーと赤のベルベットがグレーのテーラードジャケットの衿とライニングに用いられ、テーラードスーツはビジネスウーマンの象徴から官能的な衣服へと変身を遂げる。スーツのインナーは透けるレースのトップ、足元はベルベットのハイヒールだ。スタジオの全員でドローイングレッスンを受け、そのとき描いたドローイングをベースにした人物のシルエットが、ベルベットでドレスにパッチワークされる。ドローイングはレースでも再現され、ドレスの上で人物が絡み合う。手や脚は縫い付けられずにひらひらと舞っている。クリエーションの出発点に常にドローイングがあることから採用され、絡み合う人物ドローイングは愛の象徴となっている。

ピーター・ピロットはデザイナーたちが子どものころに親しんだのかもしれない昔ながらのボードゲームをインスピレーションに、カラフルで立体的なモチーフをさまざまな手法を使って服の上に描いた。日本で言えばすごろくに相当する「スネーク&ラダー(へびとはしご)」のスネークがコートやジャケットの上でくねり、シルバーに輝く半円のボタンは、ピンボールのイメージで、ニードルパンチで作られたコースの上を転がっていく。オープニングの白ベースのルックから次第にカラフルさを増していったコレクションは、プリント、刺繍、ジャカード、ニードルパンチなどさまざまな技法でバリエーション豊かなテクスチャーを見せた。

ランウエーにもパープル、グレー、オレンジなどを使ったランダムな曲線を描いたロクサンダは、ウールやファーでマルチカラーのランダムな曲線を描いた。大きなメタルのプレートを付けたベルトでウエストを強調し、ペプラムは大げさに表現されてラッフルのようになっている。曲線で押し通すのかと思いきや、ショー後半には細かなフリルの乗ったテープで大ぶりの格子をドレスの上に描いて見せた。

ジャイルズは、先シーズンのコミック的で面白い服から一転、英国の歴史をベースにした静謐なコレクションを見せた。インビテーションに添えられていたのは、モノクロに変換したエリザベス朝風絵画の一部。ひだ衿から上はカットされていて顔は見えないが、大きなパールが下がるブローチや前立てに並べたジュエリーボタン、袖口のレースなどから、高貴な人物の肖像画であることは想像できる。そして、コレクションは絵のイメージそのままに、首回りや手首をラッフルで飾り、リボンをアクセントにした黒1色ルックのシリーズから始まった。クラシックな乗馬スタイルを思わせるジャケットは、フロントにリボンを編んだような飾りを乗せ、背中にはリボンが並んでいる。黒1色とはいえ、サテン、レザー、エナメル、ベルベットなどテクスチャーの違う素材を1ルックの中に組み合わせ、さまざまな表情の黒を見せていた。フィット&フレア、コクーン、ボディコンとシルエットが変化するにつれ、色や素材もさまざまに変化していった。サテン地にクリスタル使いの立体的な刺繍を乗せたボディコンドレスや、ぼんやりとぶれたようなプリント地を使ったたっぷりしたイブニングコートが登場した。

ショーの全ルック写真はこちら

Text: Masako Masaoka

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